2024/04/26 14:24

4月に入ってから気温が上昇し、茶の芽も日に日に成長してきました。


茶園には新芽から放出される独特の香りが立ち込め、今年もこの時期がやってきたことを
実感します。


当園ではかぶせ煎茶以外の煎茶でも覆いを被せて育てる覆い下栽培をしていますので
8割ほどの茶園は緑が見えない状態です。


直射日光を遮って育つお茶の葉は青々とした色になり、淹れた時の水色に澄み切った深みがでるため
良質のお茶には欠かせない栽培方法です。また、味は渋みが抑えられ旨みが引き出されますので独特の
豊な味わいを楽しむことができます。

これからは朝の冷え込みによる霜の被害がないことを祈りつつ、防霜ファンをフル稼働させて
収穫を待つことに。

無事に美味しいお茶が収穫できるよう今日も丁寧に茶園を管理しています。